地域再生エナジー事業部 Area Rebirth

士別の未来を支え続ける
エコでクリーンなバイオマスエネルギー開発

堆積している流木などの一般廃棄物を利用した木質バイオマスボイラー。地域に眠る資源によるバイオマス熱の利用を拡大することで、他地域には頼らないエネルギーを開発し、地域において新たな付加価値を生み出していきたいと考えています。

また、バイオマスエネルギーは再生可能エネルギーであるとともに、大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えないエコでクリーンな自然エネルギー。未来の士別を支える子ども達のために、安心安全なエネルギー社会の構築に努めています。

木質バイオマスボイラー用チップの生産

以前は、バイオマスエネルギーの燃料は自社で回収した流木などの木くずを下川町へ送り、燃料になるチップとして買い戻すということをしていました。しかし、冬の熱も地域で生み出していこうとチップの加工工場を新設。資源の有効活用を行いながら、雇用にもつなげていきます。

バイオマスエネルギー利用施設 朝日地域交流施設 「和が舎(わがや)」

朝日地域交流施設「和が舎」で使用されている木質バイオマスボイラー(チップボイラー)に、弊社で生産したチップを納入しています。また、士別市、士別地区森林組合、朝日商工会と弊社グループ企業の6社で、地域再生エネルギーの活用を推進するコンソーシアムを締結。地域内での木質再生エネルギーの活用拡大に向けて活動しています。

庭や公園の敷地に 外構用ウッドチップ

近年社屋や家屋の外構にウッドチップを使用する事例が増えています。素朴な香りでやわらかな歩き心地のチップは、子供達の集う公園やスポーツ施設にもおすすめ。実際に、ジョギングコースなどに使用されている事例もあります。また、ご家庭の庭に敷き詰めれば、土へ直接日光が当たるのを防ぐため雑草対策にも効果を発揮。今後、どんどん需要が増すことが予想される、多用途な再生材です。
チップが出来るまでの流れ
1.

湖に浮いている流木を回収する

2.

流木を乾燥させる

3.

木材をチップにする機械で粉砕する

4.

バイオマスチップの完成木材をチップにする機械で粉砕する